ぎんざせれぶはめがみのたてをてにいれた!

このお店というか、特に私個人は極端な「本指名推し」で、その反動もあって写メ日記に代表される「ネット指名推し」のシステムやそれを重視する最近の風潮には必要以上に反撥してしまうところがあります。まあ、ある意味考え方が古いのだと思いますが、ただ、女性を評価判断する第一の基準をそこに置くことは今も昔もそしてどんなお店でも変わってはいないとも思っています。

そして、今回のコロナ禍を経てその意をますます強くしたわけですが、それは多分多くの店舗スタッフの皆様も同様に実感したことではないかと思っています。

当店の数字で言えば、緊急事態宣言以降、本指名率は完全な右上がり、それがピークに達した8月にはついに店本指名率が50パーセントにまで。つまり、お電話をいただくお客様の二人に一人が誰かしらの本指名のお客様だという非常に特異な事態、もともと(私がそういう感じだからということもあって)店本指名率は20パーセント台後半という、出張客メインのデリバリー型にしては高い数字を維持していたのですが、それにしてもその数字は本指名推しの私ですらむしろ危機感を覚えるほどのものでした。

数字が上がって何が悪いと思われるかもしれませんが、これはあくまでも「率」の話、本指名の本数が増えたから率が上がったのではなくて、それ以外が下がったからその率になっただけ、実際、本指名の本数は然ほど増えてはいません。

ただ、その一方でコロナ禍という未曾有の事態にあっても本指名の本数だけは一切減らなかったという事実は重く受け止めるべきだとも思いました。つまり、本指名様のご利用はよほどのことがあっても揺るがないお店にとって非常に重要な要素であると。

そこで思ったのが本指名の数とそれによってもたらされる売上こそがその店舗の「ベース」であるということ。換言すれば「地力」とも。これほどの事態にあっても減じることがないのですからよほど堅牢な基盤であると評価して間違いないと思います。

このお店のベースが他店様と比べて果たしてどのくらい堅牢なのかは知り得ないところではあるのですが、緊急事態宣言中の2カ月間をまるまる休業して広告費と人件費を削るという守備の構えでも常に新たな攻めを視野に入れて行動できるぐらいには堅牢、残念ながら閉業を余儀なくされたり不本意な統合に甘んじざるを得なかった店舗も少なからずあったと思われる中で、こうして生き延びているだけでもそのベースは立派に機能したと言えるのではないかと思います。広告費を削ってもその影響を然して感じないのも、そもそもの方向性がそこに依存しないものだったから、それはアフターコロナを生き抜くためのヒントであるとも考えます。

何れにしても、それを自身の手柄のように書くつもりはもちろんなくて、

すべては頑張ってくれているキャストの皆様方のお陰、感謝してもし足りない…

と、それ以外の言葉は見つかりません。

放置しておけば誰も写メ日記を書かず、それに目くじらを立てるスタッフもいないお店。そこを指摘して心配してくれる親切な人もいるのですが、彼女らはもう十分に頑張ってくれていると思います。何よりもこの未曾有の事態に於いてこのお店を守ってくれたのは彼女らに他なりません。これ以上何かを求めるのは酷というか、お店の我儘が過ぎるというのが正直なところです。

9月以降、本指名率も下がり数字も落ち着いてきています。つまり「正常」に戻りつつあるということです。

まだまだ予断を許さない状況であるとは言え、コロナ禍から私たちを守ってくれた彼女らにこれからどれだけ返していけるのか、その課題に真摯に向き合っていけば自ずとお店は良い方向に向かうのではないかと考えています。

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