続メディアリテラシー、ゴム人間再び

メディアリテラシーについて、先日はアメリカ大統領選挙の例を上げましたが今回はより身近で分かりやすい例を上げようと思います。

数年前、元横綱の貴ノ花親方が相撲協会と揉めていたニュースは覚えていますか?
かなり報道されていましたからテレビを見ている方なら記憶にあると思います。
それでは、丁度同時期に、酒税と相続税の引き上げがあった事はご存知でしょうか。
これは報道数が少なかったのであまり認知されていないのではないかと思います。

相撲協会の詳細と、税金の引き上げと、大多数の国民の生活により影響するのは税金の引き上げではないか?と私は思うわけです。

もし世論調査で、相撲協会の詳細と税金引き上げのどちらをより詳しく報じてもらいたいか。を調査したら、圧倒的に税金の引き上げになるのではないでしょうか。
でも大きく報道されたのは相撲協会についてです。

メディアの情報操作というのは陰謀論でもなんでもなく、遥か昔から常に政治とスポンサーによって成り立っているのですから操作があるのは当たり前です。

なぜ情報操作が当たり前かというと、メディアは真実を伝えるボランティアではなく、商業だからです。
私達は民放にお金を払っていませんよね。
メディアにとってのクライアントは我々ではなく、出資をしているスポンサーです。

情報を商品にするメディアが、情報源に不利益な報道をした場合、その後そこから情報を得る事は難しくなるでしょう。つまり仕入れ先がなくなる可能性があります。
スポンサーに不利益な事をしたらその後の出資を得るのは難しくなるでしょう。収益がなくなる可能性があります。
このように、仕事を継続して行く上で良好な関係を保たなければならない取引先がいる以上、正直にやっていては干されてしまいますよね。
忖度が必要なのです。
これはどんな仕事であっても同じだと思います。
このような仕組みで成り立っているメディアが、真実を報道して行く事が難しい事は簡単に想像できるはずです。

つまりは、メディアという商業が生まれた時から真実だけを報じられる状況にはない。という事ではないでしょうか。
情報を仕入れる為のコネと、運営していく為の出資が必要不可欠な業態である事実を無視してはいけません。

では先日もブログに書きました、コロナ感染者の推移についてはどうでしょうか。
コロナ感染者数は今後減少傾向になるかもしれません。
それはパンデミックが落ち着いてきたからではなく、WHOや東京都が検査基準を上げた事によりコロナ感染者と認定される人の数が減るからです。
見た目の感染者数は減りますから、大丈夫そうなムードが漂いはじめると私は予想しました。

この件で注目すべきはどこでしょうか。
メディアでコロナ感染者数が減っている報道がされても、なぜコロナ感染者が減っているか。を理解しているかしていないかで状況の捉え方が大きく変わるという点です。
当店では報じられる感染者が減っても一概に実際の感染者が減ったと捉えるべきではないと考えていますから、しばらくの間は気を抜かずに徹底した感染対策をしていきます。

もしメディアの報じている『感染者減ってる!』を何も考えずに鵜呑みにして対策を怠った場合、どうなるか想像してみてください。

この様に、メディアが報じる情報から、なぜそのような報道になるのか。という理由を考え、自分で調べる事ではじめて正しい判断に辿り付く事ができます。

メディアリテラシーというのは、報道の理由を知る事と、その意図を考える事、きちんと調べて情報を精査する事。
このフィルターなくして正しい判断は出来ないと考えるべきではないかと思うのです。

そろそろ、ニュースで言っていたから正しい。とする思考停止から目覚めても良い頃なのではないかと思います。

当店では、当店の女性とお客様を守る為に考える事を怠りません。
少しでも安心していただければと思います。

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