メディアリテラシー、あるいはゴム人間との戦い

今回はお店と直接的に関係ない雑談です。
アメリカ合衆国大統領選挙で分かった事を書こうと思います。

私が大統領選挙に興味を持ったのは所謂バイデンジャンプと言われる見た事がない投票曲線をアメリカ人の友人がLINEグループに上げていた事がきっかけでした。
アメリカの現地時間の明け方4時頃、僅か1時間の間にバイデン票が12万票増え、その12万票の中に1票のトランプ票もなかった。という現象です。
バイデン候補がジョージア・ミシガン・ペンシルベニア・ウィスコンシンで、1州でも勝利する確率は1兆分の1、4州全て勝利する確率は1兆分の1の4乗という算出をした統計学の専門家もいました。
奇跡のような出来事です。
この開票曲線の動きが、不正に票を操作しているのではないかという物議を醸したわけですが、疑いを掛けられた各州はこれを否定。
不正はなかったとして選挙結果は有効とされました。
正確には有効とされたわけではなく、不正かどうかの審議はされないまま棄却され、今に至ります。

民主主義を謳う以上、少なくとも7000万票を獲得しているトランプにはそれだけの支持者がいるという事で、開票会場の監視カメラ映像や、開票スタッフ宣誓供述などもありましたから、その意見は反映検証されるべきだと私は考えましたが、いまだにトランプ支持者が納得できるだけの説明はないままバイデン政権がスタートする事になっているように見えます。

この時私が違和感を感じたのは、そういえばトランプのいい報道は聞いた事がないな。という事です。
元々アメリカのステレオタイプなイメージ『Justice!! Democracy!! USA!! USA!! ※Tシャツ短パン(笑)』的な熱量が苦手な私はトランプにいいイメージなどあるわけもなく、2016年の就任時も、あーあの不動産王か。面白おじさんだよね。くらいの印象で、そこから、メキシコ国境に壁建てるとか強行手段過ぎて草。や、日本に軍置いとるくせに日本は自分で戦え!とか言ってくる。という報道により、うわぁオレ様熱量キモいな…とむしろ嫌なイメージが膨れ上がっていました。
なんか分からないけど嫌な奴っぽいのに7000万票獲得というのも違和感だ。と感じました。

大統領にまでなった人で今回も7000万人に支持されているのにいい話しを一つも知らない。本当にトランプは私がイメージしている気持ちの悪いアメリカ人なのか。と自分でトランプが実際に政治においてやった事などを調べ始めました。

まず、トランプ大統領は戦争をしなかった稀有なアメリカ大統領でした。
そしてトランプは2016年の選挙戦で掲げていたマニュフェストの8割を就任1年目で達成、その後の4年を掛けてほぼ全てを達成しました。(国境の壁は建設途中なので未達成とします。)
政治家が選挙の際に掲げているマニュフェストのほとんどを達成するのはとても珍しい事です。
当時6500万人の有権者が支持し投票したマニュフェストでした。

トランプ政権後アメリカの株式市場は最高値を更新、就職率は過去最大になり、失業率は過去最低を記録しました。
そしてそれはいっ時ではなく継続されました。

トランプの給料は$1で、任期中に資産の減った大統領は彼だけです。

ぐぅの音も出ませんでした…
私はこんなに結果を残した大統領だと知る由もなかったのです。
むしろ嫌いでした。
知らなかった理由はなんでしょうか。嫌いだった理由はなんでしょうか…
それを考えた時私は恐ろしくなりました。

アメリカの大統領関係なくね?なんでそんな騒いでんの。という意見もTwitterでよく目にするので日本から見た私なりの考えを書きますと、私はアメリカの有権者ではなく、トランプに票を入れる事は出来ませんし、アメリカの大統領令などは直接関係ないと言えば関係ありませんが、=日本人にはアメリカ大統領選挙が関係ない。と考えるのは大間違いだと私は考えます。

アメリカに依存せざるを得ない日本は、アメリカ大統領がどういった指針を掲げているかによって経済も国交問題も大きく左右されます。
特に軍事面、国交問題の影響が一番分かりやすいと思います。

1月20日、バイデン大統領就任後、中国政府は早速、自国の領海域内での発砲を許可する法案を可決しました。
中国の言う自国の領海域に尖閣諸島も入っています。
つまり、尖閣諸島沖で漁をしている漁船は撃たれる可能性があります。
国際法上は違反であっても、中国はこのような法案を可決したのです。
中国には領土を守るという大義名分があります。
そして、警備している海上保安部は日本国憲法第9条により丸腰でそれに応戦する事になります。

トランプは中国共産党に対して強い態度を示していましたから、トランプ政権が継続だった場合、中国がこの法案を可決したかどうか、今となっては分かりません。

日本では既にこのような事が起きていて、アメリカ合衆国は世界的に影響力のある国ですから、誰が大統領になるかによって日本のみならず世界中の国に同じような影響があると考えていいのではないでしょうか。
全く関係ない他人事とも言えないと思います。

話しを大統領選挙に戻しますと、私は先日、友人のTwitterのコメントに『トランプのなにが偉大なんだ。トランプ信者もイカれてる。世界を混乱させている自覚を持てゴミ!』と書かれているのを見て、先述したトランプの任期中の功績について書き、これだけでも偉大な大統領だと言えるのではないでしょうか。と返信しました。
それに対する返事は『お前もトランプ信者か。陰謀論者は群がるのが好きだな』と言われその後ブロックされて、コメントも消されていました。笑
実際にトランプが行った政策について書いただけで陰謀論者と言われたのです。
今世界で起きている事をよく感じる出来事でした。

私達が今自らの正しい認識を得る為に慎重になるべきなのは、主流メディアが二面性のある出来事を的確に報道しているのか。という疑問を常に持つ事と、報道の意図を探る事だと思います。

インターネットは普及され始めた頃、マインドの解放とまで言われ、各規制が追いつかなくなる事の危険性、それに付随する様々な問題も懸念されていました。
たくさんの情報の中から自分が信じられる情報を見つけるのは大変難しいと私も思います。
それでも私達は言論の自由と意思を持つ自由を持っています。

溢れる情報の中から正しい認識を見極める目と自分の在り方を考える力を養う事が、今までもこれからも必要不可欠だと感じました。
もはや主要メディアの報道も、その溢れる情報の中の一欠片に過ぎないと考えるべきなのではないでしょうか。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

 銀座セレブ公式サイト
 https://ginza-celeb.com/
 女性求人サイト
 https://ginza-celeb.com/recruit/
 公式Twitter
 https://twitter.com/ginzaceleb/
 公式LINE@登録
 https://lin.ee/yFD2U9V

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=