今ひとたびの、逢ふこともがな

求人担当の神谷です。

写メ日記について、なぜたくさんのお店がノルマなどを設けるのか、実際の訴求力など、裏方になって分かった事についてお伝え出来ればと思います。

当店が写メ日記を強く推奨しない理由もなんとなく想像していただければと思います。

現在風俗情報サイトの中で一人勝ちのシティヘブンですが、私が現役の頃は川崎の小さい広告会社だったらしく、私はその存在自体を知りませんでした。

その後の10年でシティヘブンは他の追随を許さぬほどの風俗No.1情報サイトへと上り詰めます。
10年前、ヘブンの営業の方は、無料で掲載させてください!と店舗を回っていたそうです。
それが今では月●百万単位の価格で上位表示枠が販売されるメガサイトとなりました。
店舗によっては毎月1千万単位のお金をシティヘブンに支払っています。

ヘブンがここまで成長した要因の一つだったと考えられる写メ日記がどのような需要にマッチし、市場独占に向かったのか、私の考えを書いておきます。

当時、風俗店において広告宣伝の戦略を練るのはお店の仕事であり、お店の見せ方、女性のイメージも、お店が一貫性を持って行う重要なプロデュース業務でした。それにより、お店はカラーを統一し、女性のプライバシーやイメージも守ることが出来ていたと思います。

当時の風俗嬢というのは、ある種の手の届かない存在で、独占しづらい位置にいたと、今になって感じます。

私が風俗を選んだ理由の一つは、キャバクラなどはお客様との距離が近過ぎる事がありました。

風俗では連絡先を交換する必要が一切なく、その場で精算が済んでおり、キャバクラよりも割り切った大人同士の関係を作る事ができたように思います。

そのような風俗で働く女性とお客様の距離感なども写メ日記の普及によって少しずつ変わってきたようにも思います。

これはSNSの普及によって芸能人やミュージシャンなどとの距離が近くなった事もあり、時代の流れだったとも思いますが、風俗の場合は直接お客様と二人きりで過ごすので距離感が大切な業種だとも感じています。

写メ日記の普及の根本的なきっかけはお客様や女性の需要ではなく店舗側と広告会社(シティヘブン)側の需要であったのではないかと私は考えています。

どういう事かと言いますと、写メ日記で女性が写真を更新し続ける事で店舗側は宣伝に掛ける手間を大幅に削減する事ができ、女性自身がセルフプロデュースする事によって、電話が鳴らなかった時などに、写メ日記の本数が少ない、内容が良くない。など、女性自身にも広告戦略の責任の一端を追わせる事ができるようになりました。

ヘブンの顧客は、風俗を利用するお客様でも写メ日記を頑張って更新する女性でもなく、広告費を支払う店舗です。ですから店舗にとって有益なシステムを提案します。

例えば、写メ日記にノルマを設けている店舗が、在籍女性全員分の写真をノルマ分用意し、ノルマ分の更新をするとなると膨大な作業量になるでしょう。それらを女性が行う事で店舗は何もせずにそれだけの露出と更新数を達成する事ができますから、写メ日記の重要性を女性に話し、更新を促します。

一方ヘブンは、店舗が率先して女性に写メ日記を更新させる事で、女性が所謂エロ写メを日々何度も更新してくれます。何もせずとも写メを見に来るサイト訪問者を増やす事ができ、クリック数が稼げ、サイト滞在時間を長くする事ができます。ユーザーが多いとGoogleなどの検索サイトは上位表示しますから更に高い観覧数を獲得する事も容易になります。

店舗側はなるべく観覧数や会員数が多いサイトに掲載して露出を高めたいので、ヘブンは観覧数が増えれば増えるほど、高い掲載価格を店舗に提示できるようになります。店舗は宣伝の手間を省く事ができ、ヘブンは高い観覧数を維持する事ができ、双方とも女性の負担を増やす事でメリットがあります。

現在シティヘブンと店舗の関係は販売者と顧客というバランスが逆転し、店舗側は高額な掲載費用を支払って掲載”させて”もらい、女性にたくさん更新してもらってシティヘブンの観覧数を延ばす。という立場になっているように私は感じます。

それでも高い観覧数を得たい風俗店は業界第1位のシティヘブンに依存せざるを得なくなっているのではないでしょうか。

写メ日記が普及する前は電話が鳴らないのは宣伝の全てを任されているお店の責任でした。

今ではどうでしょう。

問い合わせがなかった時に「写メ日記もっと頑張ろうか」というような事を言われた事がある女性は少なくないのではないかと思います。

では風俗店における女性のお仕事について考えてみますと、写メ日記などがなかった時代、女性のお仕事は接客で、接客にのみお給料が発生していました。女性は完全歩合制で、お客様を接客している時間に対してお給料が支払われるシステムです。

今でもほとんどの風俗店は完全歩合制で接客時間に応じてお給料が支払われていると思いますが、今は写メ日記がありますね。写メ日記は接客中に更新する事はできません。つまり、お給料の発生していない時間に仕事をしている事になります。
写メ日記の更新に、例えば、1投稿500円など、賞与が設けられるのであればまだ理解できますが、ノルマがあってむしろ罰金があるなどというのは恐ろしいと思いませんか。

お給料の発生していないプライベートの時間に服や下着を選んで照明やポージングを考えて写真を撮り、アプリで加工して文章を考えて更新する、その労力に対して、実客に繋がるのはどれほどでしょうか?

当店が写メ日記を推奨していた頃のデータを見てみますと、写メ日記によって新規のお客様が指名したというケースは極々少数でした。

当店が先述したような様々な事から、写メ日記の推奨をやめてからの問い合わせ本数は特に変動がありません。

コロナによって風俗全体の利用者数が激減しましたが、もし写メ日記にそこまで大きな影響力があるのなら、写メ日記にノルマを設け推奨している店舗とそうではない店舗では差が出て然るべきです。

ですが、写メ日記を推奨している店舗も利用者数は激減し、閉店したり、厳しい状況のようです。この事からも、写メ日記の更新はそれほど実客に結びついていないのではないかと考えられます。

週2回出勤の女性が毎日写メ日記のノルマを達成する為に労力を割いて更新し続けているのであれば、1出勤に対し1本は写メ日記からの新規のご予約がなければ割に合わないのではないかと思います。

一部の高級店には、以前からシティヘブンに掲載せずに営業している店舗があります。そしてその店舗は現在でも営業し、高級店たる位置づけを維持できています。

シティヘブンに依存している店舗は、シティヘブンが傾いた時にどうなるのでしょうね。共倒れなのではないかと思います。

当店も、人妻店の中では高級店ですから、きちんとお店のカラーや女性のイメージを守り、女性に接客以外の仕事をさせる事なく接客に集中してもらい、広告サイトが傾いたらお店も傾く、というような事のない底力のある店舗になりたいと私は思っています。

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