お店とは、女性にとってなんでしょうか？

女性とは限らず男性でも、風俗店なんぞは中間搾取でしかないと考えている方もいるかもしれません。「お店を儲けさせるなら君にあげたいよ。僕はお店ではなく君を応援しているんだ。2万円で外で会わない？」というような交渉をされたというような話しをよく耳にします。

風俗店は客単価の高い業種ですから、がっぽり儲かると思われがちです。実際私自身も、風俗店経営は儲かるものだと思っていました。私がそう思った理由はやはり客単価が高い事と、私が見てきた風俗店のオーナーは皆裕福そうで、ブランド服を着て高級車を乗り回し、六本木や銀座で遊んでいる人が多かったからです。

では実際にがっぽり儲かるのかどうかですが、私は風俗店のランニングコストを見て愕然としました。全くがっぽりウハウハではないんですよね。ではなぜ風俗店のオーナーが裕福そうなのか…これはご想像にお任せします。笑

何に経費が使われるかと言うと、一番大きいのは広告宣伝費です。風俗広告サイトの掲載費用は訴求効果が見込めるだけの露出をさせると毎月うん百万にもなる金額設定です。以前シティヘブンの請求をTwitterに上げている店舗があり、引用リツイートした事がありますが、一般的な感覚で見ると驚くべき金額だと思います。

お店は多額のお金を投じて女性を宣伝をし、認知してもらって、1人でも多くのお客様を獲得できるよう努力します。

デリバリーヘルスの場合はドライバースタッフの人件費と社用車の維持費などもあります。

当店の場合は女性のアリバイ対策も兼ねて事務所(待機)は虎ノ門のオフィス街で好立地なので当然お家賃も高いです。

今月は売上がいい！！！と思っても、店落ちのほとんどは必要経費となって消えていきます。

更に高い税金まで支払います。(白目)

お店の役割はなんなのか？

というのを簡単にまとめますと、女性がプレイに集中し、稼げるようにする役目だと私は思っています。

写真を撮り、宣伝をして、お客様からの要望を聞き、女性の都合などを加味しながら時間の調整をして予約の段取りをし、女性やお客様のご予定に変更があればまた調整し直し、車を手配し、プレイ中に何かあれば駆けつけて女性を守り、法的措置が必要であれば訴訟をします。プレイ後にクレームがあれば頭を下げて次に繋げる。と。

業務の全てはとても書ききれませんが、まぁこういった事に予算や人員を投じて地味過ぎる事務作業を日々積み重ね続けます。

女性のお給料はプレイ時間のみにしか支払われていないので、本来、プレイ以外の時間に仕事をする必要は一切ありません。

そうなると写メ日記などの存在も女性にプレイ以外の仕事をさせるというものなのでそれはまた追々書くとして。

正直、プレイに至るまでの雑務はキャストがやるような事ではありません。

わざわざ自分の価値を下げる必要はないのです。

雑務なんぞは下々に任せて、手の届かない高嶺の華で輝いているべきだと私は思っています。

当店のオペレーターはプロなので、その仕事ぶりたるや素晴らしく的確でスムーズです。

「私は接客をします。それ以外はすべて任せましたよ」

と、安心して任せていただけたらいいなと思っております。

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