在籍女性にTwitterアカウントを提供する際に伝えていること。

◎内容は自由
◎風俗っぽいことを呟く必要はない
◎写メ日記的なアプローチは不要
◎風俗業界の外へアプローチするスタンスが好ましい
◎自由意思を持つ一人の自立した女性として興味を持たれるのが好ましい

SNS戦略などいうと大袈裟ですが、Twitterというツールにこのお店が期待している効果がこれでご理解いただけるのではないかと思います。もちろん集客効果を企図してやっています。但し「界隈」の人たちを集めるだけなら写メ日記で十分だとも思っているのでそれとは全くの別物として扱っています。

アカウント名は「源氏名＠銀座セレブ」で固定、プロフィール部分にはウエブサイト（の個々のプリフィールページ）へのリンク、ツイート内容は自由ですがそこだけは制限を設けています。

店舗ウエブサイト、店舗利用への導線としてしっかりと機能するようそうしています。その割にはコンテンツそのものにはわかりやすい導線（男性の劣情を誘う画像の類）を求めないところに矛盾があるように見えるかもしれませんが、要は風俗業界の外にいる人たちにそのコンテンツ内容でアプローチしてお店に引き込もうというだけの話です。

Twitterが集客向けのツールではないと言われるのは業界内の繋がりに自足してしまっているところがあるから、私もお店でTwitterを始めてすぐにむしろ「求人向け」だと気が付きました。その考えは今でも変わりませんが、少しでも集客のパイを拡げたいと思い続けています。

そして、最近になってそれが多少は身を結んだかなと思われる案件がチラホラ。フォロワーがまだ63人しかいない或るキャストさんが既にTwitter経由で3名のご新規のお客様を呼び込んでくれています。

これがわかり易いのは、風俗とは無関係なツイートで指名されると当然接客時にお客様がその理由を説明をしてくれるから、そして、どのお客様も「一体どんな女性なのか知りたくなった」と仰言ってくれるらしくそれはその女性にとって本当に嬉しいことのようです。性的なアクションに惹かれたのではなくてその思考と人となりに興味を持たれたわけですから嬉しいのも当然ですよね。

ちなみに、私が担当しているお店の公式アカウントも当然そのスタンスです。もう少し女性の紹介もしたいなとは思っているのですが、新人紹介を例外として、集客に関する直接的なアプローチはウエブサイトに勝るものはありませんし、囲い込みという話なら公式LINEアカウントの方がよほど有効、秒速で落ちてしまうタイムラインが情報提示に効果的な場所だとも思いません。

余談ですが、コロナ禍以降新型コロナウィルス感染症の話題をツイートすることが多いのですが、他店のアカウントを見る限りそのようなアカウントは殆どないようです。写メ日記の場合、お店から「コロナの話題はNG」とのお達しを受けるケースも多いそうなのですが、Twitterでも意図的にコロナの話題には触れないようにしているのかもしれませんね。

コロナの状況が集客に悪影響を及ぼしているならわざわざコロナに触れるのは悪手という考え方もまあわかるのですが、私としてはむしろコロナの現状をよく理解していただいた上でご利用をご検討いただきたいと、お店の感染症予防に対する意識を伝えると同時にお客様にもやはり感染症予防の意識を高く持っていただければな、と。まあ、その理屈で言えば風俗店など一切利用しないのが一番の感染症予防対策だという話にもなってしまうころが痛し痒しでもあるのですが笑

ともあれ、そんなこんなのTwitter談義、ハードルと志は高く、コロナ禍を生き抜く術は自分で見つけるしかありませんってお話です。

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