雑記 8 11月 2020 フレームの檻の中から テレビドラマ等の中で架空のニュース番組を流すときは「フレーム内フレーム」が要請されます。つまり、その架空のニュース番組を映すテレビ受像機の枠ごと画面内に収めなければいけないという決まりがあるわけです。これは視聴者の誤解を避けるための倫理規定の一つなのですが、ここで面白いのはフレームがフィクションを約… 続きを読む
雑記 30 10月 2020 サブトピックモデルに基づく文章の流れの評価指標の提案 この表題は「日本知能情報ファジィ学会誌」に掲載された或る論文のタイトルです。何のことかわかりますか? 実は私にもよくわかりません。本文を眺めてみたところ、どうやら評論や論文に於ける論理性や展開の巧拙を文中のキーワードやセグメントを抽出し、その流れを分析することによって評価、より論理的で「巧い」文章を… 続きを読む
女性求人 23 10月 2020 情緒の時代の終わりに同じ地平を眺めてみる わたしの年齢設定を変えて欲しいのですが… 先日或る在籍女性からそのような相談を。具体的には「現状の30歳から32歳に」との内容だったのですが、その女性、入店時が30歳で今は32歳、要は実年齢の通りに合せて欲しいと。 20代中盤から後半ぐらいに見えるその女性、30歳を過ぎていると言っても誰も信じてくれ… 続きを読む
女性求人 16 10月 2020 ぎんざせれぶはめがみのたてをてにいれた! このお店というか、特に私個人は極端な「本指名推し」で、その反動もあって写メ日記に代表される「ネット指名推し」のシステムやそれを重視する最近の風潮には必要以上に反撥してしまうところがあります。まあ、ある意味考え方が古いのだと思いますが、ただ、女性を評価判断する第一の基準をそこに置くことは今も昔もそして… 続きを読む
雑記 9 10月 2020 風と光と底辺の私と 最近よくご利用をいただく会員様に、深夜3時ぐらいから特にご指名もなくまあまあの頻度でご利用いただく方がいます。コース時間も短く、当店のほぼ「最低料金」でのご利用しかされない方なのですが、時間帯とご指名のスタンスを考えるとお店としては大変にありがたいお客様でもあります。 場所も有名な繁華街にほど近い一… 続きを読む
雑記 15 8月 2020 招かざる客、あるいは異星人との対話 或る脅迫事件を巡る家宅捜索でホストクラブに乗り込む防護服姿の警官隊、敢えてそれを撮らせる警察側、ファイダー越しに反権威主義的な視座を捏造してみる報道側、それぞれの思惑はさておくとしてもなかなかインパクトのある映像でした。 個人的にその映像に想起したのは80年頃のスピルバーグ映画、『未知との遭遇』や『… 続きを読む
雑記 21 6月 2020 複製と流通のシステム、そして風俗業界 「レコードデビュー」という言葉はもはや死語です。「CDデビュー」という言葉もやはり死語、こちらに至っては数年の命だったのではないでしょうか? それらを置き換える「メジャーデビュー」という言葉は辛うじて生き残っていますが、こちらももはやどれほどの余命もないと予想されます。 塩化ビニール製の黒い円盤が市… 続きを読む
映画 18 6月 2020 ロザムンド・パイクと三つの死体 映画は映画を観た人の数だけ存在する、つまり、観た人それぞれの解釈や感想の数だけ映画は在るという考え方。よく使われる言い回しですが、しかし、この考え方は明らかに間違っています。何故なら映画は一つしかないからです。例外があるとすれば昔流行ったダブルエンディングの映画や「ディレクターズカット」の類の複数の… 続きを読む
雑記 12 6月 2020 奴らを高く吊るせ! 〜 盗撮事件顛末記 結論から言うと今回の盗撮対応は失敗です。「被害女性の納得」を着地点とするならば今回の女性に関しては合格点なのかもしれませんが、この類の対応は「全風俗従事者の納得」こそが正しい着地点だと心得ている身としては大変に不本意な結果でした。以下、時系列の通りに。現場は中央区日本橋のビジネスホテルです。 接客中… 続きを読む
雑記 6 6月 2020 豪雨の日に河川より寡占を憂う ここで働く前は某有名グループの某店舗で責任者をやっていたのですが、そのグループ、矢鱈とレポートを書かせるグループで在籍していた8年ほどの間に自身の8年に及んだ大学生時代にも匹敵する量の文章を提出、それがある種の状況を客観的に分析、判断するのに大いに役立った覚えがあります。そこで書いたレポートの一つに… 続きを読む